勘定的感情

●ガムを噛む。タバコ喫みがタバコを喫むような感じに近いのだろう。ワシはタバコやらないのでよく判んないけれども。


特にあれこれの好みが激しいワケではないが、シュガーレスガムに慣れたら普通のガムはどうもベタつくような気がしてちと苦手っぽくなってきた。よってマルチトールとかそんなガムばっか噛んでいる。最近はこないだコンビニで買ったフルーツ味のボトルガムがそこそこ性に合い、しばらく贔屓にしている。

レモンアップルグレープ三種類のフレーバのガムの混合物。さて、問題があるとするならばその三種の存在比率であろう。不均衡があるとなんかヤじゃん。いやどの味にも不満はないのだが、例えば中でもレモン味のガムが多めに入ってたりして、それに気づかず平均的に噛んでたりして、そうなると消費末期に残るガムはレモンばっかりになったりして、結果なんかモヤモヤすんじゃん。いや残ったフレーバの比率見ながら次に喰うガムの色を選択してなるべく平均的に減るようにはするけど、それでも一応初期条件として平均的になってる方がなんかその、アレでソレじゃん。とまあ、非常に判りやすい説明をしてみたが如何だろう。


細かいこと言わんでも数えたったらええねん。

だばあ。


そして勘定後。

…あれ、なんか思いのほか同数に近いぞ? ワシの予想だともっと個数にばらけがあって、あーこーんなにグレープが多かったら堪らんのー、こーれは問題だのーとか言おうと思ってたんだけど。何となく三種類のガムを混ぜ合わせた大鍋みたいなのから適当に掬い取って容器に詰めてるようなイメージだったが、ここまで数が揃ってるとひょっとして違うのかも。例えば一定の速度でそれぞれのガムが流れ出る三本のパイプがあって、その下に容器持ってきて詰めてるとか、そんなんか。


とりあえずは平均的に入ってたってことでヨシとする。これで心置きなく同じ種類のガム二つずつ消費することができよう。…まその、別に同じ種類のガムのペアじゃなくても、ミックスフレイバーでガム噛んでも何の問題もないんだけどね。どうもそれができないワシ。どうしても同じ種類のガムペアで噛んでるワシ。何故だ。