ハガレン

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST・60話。その時や来る。辺りを覆う日蝕の闇の中、ガイアの扉を開き窮極の情報を手にせんとするホムンクルスのお父様は猛り、その長い長い手を伸ばすのでした…というお話。絵面としても規模としても、この作品のクライマックスになるだけのスケールな大カタストロフィ、ではあるが、そこに至るまでの段階的な「盛り上げ」がちょっとだけスムースじゃなかった気がしたな。ベタで王道な話構造としてはノリがイマイチだったというか。や、充分に突拍子も無い大破局シーンだったとは思いますけどね。


まあその、上記のワタシのイマイチ感覚は、次回以降解消されるかも、ってのはあります。ちうのはその、蝕の発動でそれまでの話転がし(プライドさんが実は弱ってるんじゃないかとか、ブラッドレイとスカーの求道的なバトルとか)がチャラになったなー、ってのがイマイチ感の一要素でもあったので、ひょっとして次回にフォローや伏線回収が…という期待があるワケですわな。


…にしても、黒い巨大球体に眼球とケーブルと…ってのはOVAジャイアントロボ思い出すなあ。街中を円弧状に透過光のエフェクトが走るとか、人々がバタバタと倒れてくとかもね。ま、この辺はカタストロフィの定番描写でもあるし、ワタシの戯言ってことで。