バンブーブレード/もっけ/銀魂

●…あ、スケッチブック録りそこねた。野球のクライマックスのアレコレかあ。うーん、残念。バンブーのケツちょっとも切れてたけど、まあこれは何とか。


●新番組・BAMBOO BLADE。女子剣道部活アニメってとこでしょうかね。キャッチーなキャラデザインに比して、話の作り方は割としっかり「寄せ集め野郎の成長モノ」してるのだな。特にこのキャラが主役という「へそ」が薄いのはちと見づらいが、各々のキャラ自体は立ってて迷いが少ないのでそこは良し。


屈託の無いパツキン豊口めぐみもエエけど、広橋涼のショートさんが主役なのかな。単に無愛想な感情なしキャラではないよってのが、ぽそっと「…面白い」ともらすシーンでよく判りますね。あと、ドアに引っかかるカバンとか暗い部屋の竹刀とか、カット尻でモノに「語らせる」シーンがなんか印象に残った。あと石田彰のヘンチクリン男も。


●新番組・もっけアフタヌーンだっけ、原作は多分見たこと無い。自然あふれる田舎町で、ユビキタスな異形とそれを感じて寄せてしまう主人公の話。どことなく蟲師とも通ずる所がある設定で、そのうえでガムラン系のBGM乗せられると余計に似た印象になりますね。絵面はずいぶん違いますが。


どちらかと言うと緩やかな構造の作品のようで、例えば今回の異形である「見越し入道」は特にストーリーと有機的に絡んでいる訳ではない。これが別の妖怪でもあんまり問題は無いような作りになっている。作画も超絶クォリティって感じじゃないしね。ま、姉妹とジジババの空気感を楽しむアニメでしょうか。今んとこそれほどキライじゃないので、来週も見そうです。


銀魂77話。話数が一話ズレてたので修正。てことで柳生一族の陰謀その2、みなさん一緒に殴りこみの巻。基本的な流れは定番のアクションもので、ここぞという要所で惜しげもなくバカ展開になるというテイストは毎度ながら見事。「大義もクソも無い戦いに巻き込むわけにはいかない」云々のゴリラ演説の直後、新八の「誰が弟だ」→サブタイ「昨日の敵は今日もなんやかんやで敵」というひどい流れとかね。


よく動くアクションシーンも良かったが、やっぱ沖田と神楽のどうしようもないコンビが見所だったのだろうなあ。お互いに仲間同士で骨折合戦ってのがそれらしいし、あのバカシーンで「続く」ってのもすばらしい。あと予告絵のカッチョよさをぶち壊す提供画面も良かったです。四天王系の話は盛り上げやすいやなあ。