錆び染み汚れ

●折りたたみの座椅子がボロボロである。ガムテ巻いたりして使ってたのだが、こないだとうとう「ばかん」つってチョーバンのとこが折れちゃった。いきなり後ろにひっくり返らされ、夜中に「ばあ」と奇声を上げてしまう。ワタシは一朝事あらば常に、ベストタイミングで悲鳴を上げられるように修行しておりますでな。


ちょっとバラして内部を見てみたが、鉄パイプの骨組みが真っ赤イケの錆び錆びであった。うわあ、と思ったは思ったんだけど、これが何か美しいのよね。陰影が独特でさ。


錆びとかくすみとか、そういうものに何故か共感を寄せてしまう。以前も書いたけど、さる駅構内の柱を見て「エエ化粧板やなあ」と思ったら単に赤っ錆びてただけだった、とかありましたしね。ありまっせん? そういうの。


●絵はナス体型でない人用の強化外骨格。ワシは着られません。

ホンマは周囲に整備員とか置いたりなんかしちゃったりするつもりだったが、毎度の如く力尽きたのでそのまんま。しかしワタシが描いた絵はデフォルトでウェザリング済みみたいになってしまいますね。錆び好きだしな。