ナナナンであって塊魂

ドラクエ8は、あとちょっとでラスボス、って辺りでのらくらしている。カウンタも100時間に手が届こうかてな状況。チャッチャと済ましてしまえばいいのだが、あっちの街こっちのカジノと、なんだか結論先延ばしな感じの我が勇者。…なんかね、ここまでやってきた楽しさがもったいなくてね。クリア後も色々あるようなのでいいっちゃいいんだろうが。


その間隙を突く形で(そんな大層なもんじゃない)、「みんな大好き塊魂」を買ってきて始めてしまった。正月一日に中古屋のクーポン使って購入。ダラダラァとやってたらどんどん進む進む。油断してたらなんと、こっちの方はあっという間にエンディングを見てしまいました。あらま。だってラストステージがすんげえさりげないんだもん。


ま、これこそクリアでどうこうってな意匠の希薄なゲームではあるんですがね。クリアオマケで前作同様のサウンドテスト等がアンロックされたのが一番嬉しいかな。


んでまあ、その音楽ですが。前作に比べて歌い手さんたちが大幅に若返ったこともあり、物知らずのおっさんたるワシには馴染みのない人が増えましたな。おかげで「ああ、あの人がこんな歌を!」的な楽しみは少々減ってしまいました。これはまあ、ワシの知識量の問題ではありましょうな。あ、音楽単品のデキはあいかわらずバカ高いです。ついでにバカです。


個人的にツボだったのがOPとEDの音楽で、これが実に見事なハリウッド大作…ていうか、ジョン・ウィリアムズだよなこれ。ただ単にフルオケってんじゃなく、「あースタッフロールの音楽ってこういう節回しするよなー」という狙いの精度が素晴らしく高い。EDはそこにクソマヌケな歌詞が被さったりしてからに、ちょっとたまらん。参りました。