パズルパズル俺達

●五円玉に木の矢がぶっ刺さってるのとか、どうやって組んだのか不思議な紙細工とか、最近また不可能物体の人気が再燃してるみたいですな。再燃? まいいや。ワタシが最初に見たのは多分、雑誌「OMNI」の芦ヶ原伸之さんのパズルコーナーだったと思う。そのときの楽しさはよォ覚えてますなあ。


…こないだTVでほとんど種明かしみたいなことやってたが、あらあきまへんな。夢を壊すとか思考停止とかの前に営業妨害じゃんすか。あきまへん。ただ、ビンに木の矢が通ってるバージョンはまた仕組みが違いそうだなあ。何だろ、それこそ木の成長を待つとかなのかな。


●ウチの父ちゃんは木工所勤めだった。時折木っ端を利用して木組みパズルかなんかを作り、持って帰ってきたものだった。例えばこんなようなヤツ。

判りやすいように色分けしたけど、ホンマはただの材木製ね。定番の不可能立体もどきパズルだけど、実際に立体で手にとって見ると面白かったでしたよ。


カバヤの製品に「パズルくんガム」ってのがありましてな。例の「どっちがオマケだか判らない」シリーズですが、今考えてもプラモデル形式の組木パズルってのはなかなかの発明ではなかろうか。木じゃなくて合成樹脂だけど。父さんはこれらをスケールアップした木のパズルを作ったりもしていた。器用なおっちゃんではありました。


…もう全部捨てちゃったかなあ。残ってないかなあ。