コードギアス/オリンシス/ケロロ

コードギアス 反逆のルルーシュ。いきなりフォースの使い手みたいな能力を手に入れた主人公。こんなテが使えるなら最強やんなあ、と思ったらラストでちゃんと無茶な戦闘終了手段を取ってた。ついでにやんごとなき御出身であることが判る。


このルルーシュさんが主人公だとするとなかなかのアンチヒーロー。状況をゲームに、人間をコマに例える等のヤな人格ぶりもはまっているな。主人公が黒幕でマスターマインド的な活躍をするロボアニメってのは珍しい。性格やマシンやエピソードを見ると、御友人のスザクさんの方が遥かにアニメヒーローしてますね。リヴァイアススクライドみたいに二枚看板でいくのかな。


一話まるまるロボ戦闘、それも戦術レベルの話で押し切ったのは流石。多数のキャラを違和感無く状況にからませてるし、この辺はホンマに上手いねえ。作画も引き続き上々で、特にスザクさんのランスロットの「回転メインのアクション」という属性の立て方が面白かった(教導隊の兵器なのね)。


しかし…ランスロットねえ。他のメカもグラスゴーとかサザーランドとか全部英国近辺、国名がブリタニア、でも地図上の位置はアメリカ。この辺のシカケの意図はまだ判らんなあ。あんまり思想臭くならないように頼む…って、もう遅いか?


銀色のオリンシス。あー、TV雑誌信用してたら後半分切れた。いきなり視聴意欲がた落ちですなあ。その15分だけでもなかなかにエーカゲンな作りでしてな。ヌルペターっとしたタイミングのアクション作画とか、「身内に攻撃される」という物語的必要のために火線の中ボーっと突っ立ってるだけの主役メカとか。結果どうなったのか見られなかったので物語については言わず。…さて、次回見るかどうか。


ケロロ軍曹。前半はギロロと夏美(とその他大勢)のさつまいもデート。取って付けたような宇宙さつまいもはどうかと思ったが、まあ楽しそうなので良し。しかしオチも何も無く、ホンマみんなでほのぼのやってるだけの話だったなあ。クルルまですごく健全キャラになってるし。


後半は運動会にかこつけて、池田秀一の桃華お父さん話。小競り合いの相手がシャアザクっぽい姿のケロロ宇宙服なので、シャア対シャアという変態的なシャアパロディシーンとなる。が、それよりもクルル衛星のこまわりギャグの方に反応してしまうワシはおっさんである。鶴居村から鶴が来るー♪。


ちまちまとよく動く作画で楽しかったけど、ケロロって喋る時に帽垂れもどきがピコピコ動くのがデフォルトだったっけ?