●IGPX二階建てで最終話。今までに培った全てをかけて、ベルシュタインとサトミは激突する！ 吹けよ嵐、唸れよ風。彼らの戦いは、レース史上に残る技と情熱の結晶となるだろう。ああ、IGPXよ永遠なれ…って、打ち切り状に終わったあ？！
ベルシュタインとの一戦は結構な盛り上がりだった。「ちょっとダレるな」と感じるもつかの間、後半延々と続くドつきあいにはなかなか燃える。ボロボロになった両者がほぼクラッシュ状態でゴール、って絵も、アレだその、射精後の脱力みたいな快感がありました。リズさんやエイミーさんはどうか知らんけど。
んで陰険雪だるまンズとの剣道開始！ で全て終わっちゃう構成は流石にずっこけたが、アリっちゃアリかな。ま、ラスボスとしてのこのチームにはあまり魅力を感じないってのが正直なところではあるので、残り二話見たいかってェと微妙ですが。
総評。まその、作品の表現内容と表現形式があんまししっくりいってない感じはとうとう拭えなかったなあ。レースになったらなったで、意外と一本調子な展開だったり。色々面白いところもあったけど残念な作品であったと思う。IGで本郷監督、って期待してたんだけどねえ。「第一話のビックリ上手な作画」が一番の話題だったってのも寂しいところだ。
