生ピーマンその2

●生ピーマンドライカレー乗せが旨かったので、知見を増やそうと生ピーマンのお手軽レシピ検索したら「二日ほど氷水に漬けて喰う」ってのがある。水分吸ってみずみずしくなるのだそうだ。とりあえず二つに切ってヘタとタネ取ってビニル袋に水と一緒に入れて冷蔵庫で冷やして二日間、取り出して喰ったらうん、確かにシャキシャキとみずみずしい…んだけど…これ、元々のピーマンからそういう個体だったんじゃないのかしら? って気がせんでもない。再度やるときは比較対象群として一つ二つそのまんま置いといたピーマンを残しておかねばな、と心に誓う。あ、今回のアテはネギ味噌。白ネギをたっぷり2本分刻んでゴマ油で炒め、味噌(味噌汁用の生味噌3食分)とコチュジャンとみりんと酒とニンニクチューブとゴマ加えて煮詰めたの。これは旨かった。ていうかすごく旨い。しょっぱくてネギニンニクとんがらし味だもんねえ。

 

ダイナゼノン/バック・アロウ

●SSSS.DYNAZENON・2話。敵の主体の登場と更なる戦い。バトルシーンはちゃんとサービスとして充実させつつ、各キャラの描写とドラマの掘り下げも慌てずにこなす。…なんつーかこの作品のキャラ、いろいろと独特な生っぽさがあるのよね。ガウマさんがすげえ気のいいあんちゃんだったり、ヨモギさんが案外すっぽかし屋だったり、ユメさんが割と律儀に訓練に付き合ったり、とまあ…そんな初見時の印象とのギャップ。そして会話シーンの演出、冒頭の4人の話を十の字に重複させてワチャにしてたり、ユメさんが「あちょっとまって」つっていきなりくしゃみしたり、そういう盛り込み方がなんか上手い。あと何だ、ユメさんのメカ操縦姿勢それでいいの…? 床にしゃがみこんでちょいちょいやるの、いやかわいいけどさ。これもセンス、だよなあ。

●バック・アロウ・14話。凱帝陛下VS皇女卿の決着。圧倒的なレッカの軍に押される→アロウとグランエッジャの無茶な停止能力で無力化→それでも止まない進軍に戸惑うリュート→姫様の愛で押しつぶして勝利、という「いろいろ考えるなあ」ってな流れ。ゴリゴリとすり潰すような強大さの凱帝を「流石ゼツ陛下、まだまだ欲深い」というカイ将軍の評価がなんか笑ってしまった。それ誉め言葉なんだな。勝つには勝ったが選帝卿のアレコレで国民からそっぽ向かれる姫様だが、何でしょうね。あの千葉繁の扇動者っぷりは一体何者なのやら。マジで単なる浮ついた市民だったらそれはそれで怖いけどさ。

 
 

ちゃんちゃん焼きじゃないもの

●手抜き飯。ちゃんちゃん焼きでテフロンパン使って野菜もりもりだと結構水分出て焼き付きにくいという知見を得たことを踏まえ、酒蒸しと組み合わせてあらびきソーセージを野菜で喰うフライパンメシを作る。人参玉葱ジャガイモえのきブロッコリキャベツ。火の通りにくいのを先にバタとオリーブ油で軽く炒めつつ塩胡椒・コンソメ顆粒・ニンニクで味をつける。適当に炒めたとこでブロッコリとキャベツとソーセージ入れて蓋して蒸し焼きにする。そこそこ火が通ったかなってとこでチーズバラまいて再度加熱、適当に水分飛ばして出来上がり。うん、割とうまかった。チーズに凝ったり野菜を変えたりもアリだろうか。

 

ゴジラその他

ゴジラS.P・2話。最初のラドン登場とちっこいジェットジャガーとのバトル、その社会的反応、主人公たちの行動、そして大量のラドン襲来まで。詰めっ込めるだけ詰め込んだ話の展開、しかし情報量とそのディテイルのてんこ盛り加減がなんか楽しい。これは演出がいい…まあその、少なくとも俺好みってことだろうなあ。そんな詰込み具合の脇でおやっさんジェットジャガーバトルは「やあやあ遠からん者は音にも聞け」から「桑原桑原夢になれ夢になれ」まで歌舞伎講談ネタのつるべ打ち、こういうとこはたっぷりやりよる。エエバランス感覚してんなあ。あと電波に呼応する群体生物って、ちょっとガメラのレギオン思い出した。

●あとスーパーカブ1話見た。ものすげえ丁寧で静謐な作りのお話で、彩度の低い世界に居た主人公がカブにまたがるとすっと色がつく辺りとか、場面のつなぎのさりげない上手さとか、なかなかいい。原付という大層な代物を購入して、あああれは自分のものなのだと何度も見ちゃうあの心持ち。…免許も何もない自分でもよく判る。多分感想は書かないけど、続きは見るかも。あとスタッフロール見て担任が原えりこなのに一番びっくりした。どういうツテなんだ?

 

まだ鍋もいける

●近所のスーパーにあった「牛タンの塩だれ煮」という商品、これを鍋に使うという覚書的に。もつ鍋の要領で野菜を用意し、この塩だれ煮自体がご飯に乗せて喰う前提なのでそこそこ味が強いので鍋の味付けは控えめに…つっても中華鶏ガラとニンニクチューブとゴマ油とゴマは盛り込み、とんがらしはぐいぐい放り込むのですが。結果としてかなりアリ。くれぐれも元の味、しょっぱさが結構あることに留意。最近はこういう大手商品もあってありがたいことですなあ。

 

メガロボクス

●新番組・メガロボクス2。ノマドのサブタイ通り、かつて勝利と安寧を得たハズのジョーは今やグッダグダである。細かいことは台詞でも説明されないが、陰鬱で重い画面作りと演出で、彼の今の泥沼状況がよく判る…というか、骨身に染みるほどに感じられる。地下の賭けボクシングでイキって暴れて、結局は相手の八百長に踊らされてただけというジョーと、毅然として道に立っていたが今や成すすべなくも轢死している狼。いちいち絵作りがゴリゴリと生っぽくてよろしい。…例によってあまり元ネタ知らんので、その辺はまあしょうがない。とりあえず楽しめそうなので継続で。

 

ダイナゼノン/バック・アロウ

●新番組・SSSS.DYNAZENON。グリッドマンアニメの続編的なヤツ。初回としてキャラと状況の紹介、主人公たち少年少女側の微妙にギスギスとした生っぽいタッチの様子と、どっか浮世離れしたエエ兄ちゃんな「怪獣使い」ガウマさんの対比ですな。多分ヒロインポジションであろうユメさんが、前作のアカネちゃんとはまた違っためんどくさい「小さな悪」なのがこれまた生々しい。…砕け散った/散りばめられた魂は星のごとく輝く。それぞれにキズのある少年少女たちをガウマさんが強引に導く…という単純なとこに落とし込むかどうか。とりあえず見てみよう。

●バック・アロウ・13話。2クール目でOP/ED刷新。前半のカイとアロウの鍔迫り合い、お互いに根っこに近いところまでぶつけ合っての戦闘問答はそれぞれに理のある形になってて面白い。…この時点で十分にガッツリしたバトルなんだけど、姫様出陣に呼応して凱帝も出てきて対峙する、この状況がホンマけた違いのスケールであって…ねえ。前半の戦いが「小物たちがわちゃわちゃしてた」レベルに感じられる程であるよな。さて、現状では凱帝ゼツさんの強大さはともかく、裏フィーネ姫の強さはあんまし提示されてないんだけど…なんかかんかビックリするギミックを期待しておきましょうか。