ヘルク

●ヘルク・17話。「勇者殺し」によって致命的な傷を負うヘルク。こうなるとこの魔剣の出自が少々気になるわな。誰が作りどういう因縁でもってこの場に、とかね。弟の喪失と堕落しきった貴族どもの相乗効果で怒り心頭に発しちゃうヘルクのシーンは、今までそういう姿を見せてこなかったこともあって迫力満点で正しく怖い。とまあ悲劇にのしかかられるヘルクだけど、どうやらこの上いくらでも曇らせ展開が待ってるようでねえ。弟に続いてかけがえのない仲間たちも失ないそうだと走るヘルクだが、その未来を我々はある程度知っているわけだしねえ…。

Cパートに追い打ちのようにかつてのヘルクと仲間たちの楽しい時間を描写する。なかなか趣味が悪いというか懇切丁寧というか。次回どうやってもアカン流れになるの確実だしなあ。