パリピ孔明

パリピ孔明・3話。アウェイ感の強い野外フェスにていろいろする孔明たち。敢えてこの段階でフェスを経験させること、一見勝ち目のない相手に勝利する算段、そしてその勝利自体を利用する。孔明さんの「策士」としてのお仕事は戦術ではなく戦略レベルにあるんですよ、英子さんをアゲること、更にはそれによって民草をアゲることこそが目的なんですよ、ってなことを示す話になっている。上記の戦術レベルの諸々が、ギミックとして単純に面白いのがまずよろしい。それの積み重ねの上で物語を編もうという意図がちゃんと感じられる。上手いね。…あと何だ、えーこちゃんの前にガラッガラの客の前で歌ってたお嬢さんがなんか気になった。わざわざこのために曲作ってんのもそうだけど、いろいろ身につまされる感じがしてね。この子にも人生とドラマがあるんだろうなとか。まあ。