パリピ孔明

パリピ孔明・10話。カベさんの方は一旦の決着、旧交を温めることで原点を意識して赤兎馬の人に勝つ。一方のえーこさんにあっては、さしあたっての中目標であるセンセイ・キドの合格点は達成。これにより彼女の武器・決戦の歌は完成に向かう…ってとこまで。ミキサー室での「とりあえず曲流すからイケそうなら2周目から歌ってみて」っつー文言がなんかそれらしいな。実際に裏ではこういうやりとりしてんだろうな、という手触りがあった。

そしてナナミさんの方は…着々と詰めてってるようだけど、相変わらずナナミさんたち本人の鬱屈さは減らない。今んとこ唐澤プロデューサーは冷徹な敵としての描写だけど、これはこれでプロの一形態ではあるんだよな。歌い手さんのストレスをどこまで許容するか、本人なりに見極めてであろう匙加減が狂うと潰れっちゃう可能性がありそうだけどね。この章のお題目からすると、えーこさんとことの差は「民草」をどう考えるかにあるのだろうか。なんとなく、唐澤氏もその辺は根っこに持ってそうな感じがするんだけどねえ。