啄木鳥

●啄木鳥探偵處・9話。石川君が惚れたお嬢さんの話であり、割とビターエンドな結末。生きる理由・死の意味、抗えない運命に対してどう身を処するか。まさに死への道を進みつつある石川君にとって、ある種の刻印になるんだろうなって感じのエピソードではある。しかしアレやね、石川君ってこの手の作品の主人公にしては色恋に関して結構積極的なもんで、こういう話に安定感があるな。あまり照れずにぐいぐい進むあたり、めんどくささがなくてよろしい。