啄木鳥

●啄木鳥探偵處・10話。石川君はタマキさんのことを相当引きずっており、体調の悪化と相俟ってどんどんとアカン方向にヤサグレている。人の役に立つこと、よき生を生きること…そういう諸々の思いを拗らせてしまってんのはあまり彼らしくない。というか、図々しくて悪びれないというイメージの内側に繊細で脆弱な本質がある、ってのはこの手のキャラクタの定番ではありますが。そういう石川君を描くのに、今回は憔悴した様子をかなり踏み込んでデザインしてあって結構怖い。目が炯々としつつ痩せこけてんの、ホンマに病状がよくねーんだーって感じでねえ。