正解するカド

正解するカド・5話。無限のクリーンエネルギー・ワムを巡って国際社会は踊る。そんなもん日本が専有しちゃダメだしさっさと国連(常任理事国)に渡しなさい、と言うてくるので困ったことだ、どうしたもんかと悩む皆さん。サラカさんは「ワムなんて人間にもたらされなければよかった」と思っているが、そういう軋轢も多分ザシュニナさんの意図したものではあるんだろう。人間たちはそういうギャップを越えることができるか否か。さしあたり、このままワムが国連に押さえられてウヤムヤになるのを防ぐため、ザシュニナさんは天才カナタちゃんを介してある方策を提示する。そらもう大騒ぎ! という話。

予告見る限りあの「ワムを作る法」ってのはそない簡単でもないようだが、しかし折り紙…つまりまあ素材はどうでも良くて、その構造自体がワムそのものであるというギミックは面白い。これで「現状そこにあるワムを全て国連預かりにする」という命令を満たしつつ、全世界にワムを広めることができる…と。ま、これで黙ってる国連/大国連中でもないだろうが、そろそろ国じゃなくて各国それそれのカナタさんたちのぶっ飛んだ行動とかも見てみたいところ。さぞかしムチャクチャなことしやがんだろなとか予想できるんですけどねえ。

ザシュニナがワムをちまちま作ってる一方、カナタさんは5分かそこらでワムいっこ作成しちゃったけど、あれは何なんだろうね。ザシュニナはやはり異方の人なので、作ったものをこっち向きに変換するのに手間かかるんだろうか。…あと今回、前半の自衛隊パートがなんかおかしくてさ。なんでツヤッツヤの半裸姿でおっさんがマジメな話してんでしょう。何らかのサーヴィスシーンと解釈していいのだろうか。それとあと、戦車の砲撃はやはり行進間射撃なのね。こだわりなのかな。