我が前方を明るく照らすもの

●自転車の前照灯が点かなくなった。前々から振動で点いたり消えたりしてたのだが、ここにきてうんともすんとも言わなくなる。いや元からなんか言うてたワケではないのだが。気休めに電球替えてみても効果がないので、どこかで接触不良を起こしてでもいるのだろう。となれば一旦バラしてテストしつつ修理をすれば…などという気力が湧かなくなったのはトシか生来の気質か。

どんなもんかとホームセンターに行ってみると、千円程度でありますのんね自転車ライトって。ここで千円なら行くとこ行きゃもっと安いんだろうけど、まあ気力が湧かないのでこれでいいや。買ってきて交換してみると問題なく点灯する。いいねえ、この人力が直接光子に変換されてる感覚。電池などの追加補給ナシ、我がの足の力一本で半永久的に光が点り、そしてその機構はごく単純…というこの枯れたシステムがよろしい。

…でも実際走らせてて、信号待ちでも点灯してる向かいの自転車はちょっとうらやましく思ったりもする。こっちは動かんければどないもならんさけのう。ま、そこはしょうがないっすかね。まあね。