オルフェンズ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ・19話。クーデリアとミカの改めての握手。これで彼らはやっと対等、というより戦友となったと言うべきか。そんな象徴的なスタートから、カルタさんとガエリオさんが襲い掛かって大気圏突入に至るというそんなお話。まァガンダムっちゃァ大気圏突入は外せませんよね。それにしてもさっすがはミカヅキ、こんな絶体絶命でドラマチックな時でも「殺した敵のMSを使い捨てウェイブライダーにして断熱圧縮をやり過ごす」という…ううんエゲツねえな! 一応仲間たちは涙流して歓迎してるしカッチョいいBGM流れてるしで盛り上がるシーンなんだけど、敵を足蹴にしての大気圏突入というのは古今例がない。…一瞬ジョン・カーペンターの「ダークスター」思い出したりして。あっちは多分死んでるけど。

そして引き続き登場のカルタさん。初っ端から大概なインパクトでの登場だったけど、今回もそのヘンテコなキャラの掘り下げに余念が無い。なんとマッキー・ガリガリとは幼馴染の腐れ縁であったことが判明し(ロリ声井上喜久子がよし)、そうなるとこれは多分今後の無情なドラマへの期待が高まるというものだが…なんでしょうねこの素っ頓狂なキャラ作り。裏声での「ひィねり潰してあげるわ!」のポンコツぶりがまぶしい。これで先々血みどろなバトルをやってくれたら効果的だろうなあ、と思ったりする。知らんけど。

あと今回は何故かレギュラーキャラ選抜によるぐっだぐだの副音声コメンタリ付き。松風ガリガリさんをMCに、本当にどーでもいい駄弁りをお茶の間にお届けするという謎企画である。ちょっとおそ松さん思い出したけどアレは一応総集編だったしなあ。いやおもしろかったけど、謎は謎であります。最後の最後に細谷さんが「…怒られないといいなあ…」つってたのが総括として実に適切でよろしい。って次回もやるの? 大丈夫?