オルフェンズ

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ・2話。ギャラルホルンの一旦の撃退と第一班の帰還。とりあえず、あんなけのことやらかした上でいけしゃあしゃあと戻ってきた上にパワハラ三昧カマしてる第一班さんたちがなんかすげえ。それだけこの火星環境は、子供にとって厳しいってことなんだろうな。

そ、大人と子供、これが今回の…あるいは作品の大きなベースになりそうな感じであるね。いかにも次回・次々回で無念の死を遂げそうなクランクさんといい、まだ経験不足でおろおろしているお嬢さんでしかないクーデリアさんといい、主人公たちが子供であるということに大きな衝撃を受けている。なればこそ彼らにちゃんとした大人っぷりを見せてやらねばならんのだが、いかんせん今んとこ大人キャラにはどーしよーもない奴が多い。この対立を、作品全話通して解消できるのだろうか…って辺りもメインのスジとして盛り込まれてきそうだな。

あとはミカとオルガのちょいと妙な関係性だよね。いかにも兄貴然としたオルガだけど、どうもその優越性はミカの大きな才能への依存とも言えそうな危うさがあったりする。ミカ自身の依存性は言わずもがな。この辺、戦況が進むに連れて何がしかの変化を強いられそうな感じがある。どうなることやら。

あとは先週蹴り飛ばされたダンジさん、仲間からの弔いの言葉がおっぱいおっぱいというどこか間の抜けた台詞であることと、本人はMWの中でほぼ炭化しちゃってるという「戦車兵」的な悲惨さとの対比が制作陣の悪意ですな。あーあと、ビスケットさんの双子の妹さんはクッキーとクラッカーなのね。それでファミリーネームがグリフォンなのか…なんかすげえな…。