笑いのツボはそれぞれなのだろうかしら

●通勤途中、駅を降りてしばらく進んだ辺り。時間が時間なら大勢の人が行き交う場所だが、土日だしまだ一般的な通勤ラッシュには早いし、でそれほど込み合ってもいない。そこで数人の男女が固まって話し合っているのだが、その中でひときわ目立つ外国人のおっさん。よく「熊のような」と例えられるタイプの人が居ますが、まさにそれ。身長は2mもあろう、体重は150kgもあろう。もじゃもじゃブラウンのヒゲは頭髪とつながり、この寒いのに結構な薄着。一時期のピーター・ジャクソンや今現在のギレルモ・デル・トロを更に一回りデカくしたような感じの人。

それだけでも目を引くんだけど、更にというか何というか、やってることがなんか面白い。バッグから何か取り出してそれを見てはみんなで大笑い、何か言い合ってまたバッグにしまう、ってのを繰り返している。何だろ、よほどおもろいもんでも買うたんかいな…と通りすがりに見てみたら、そのブツは蛍光灯でした。よくあるでしょ、あのアレだ、電球型ってんですか? 白熱灯のソケットにねじ込むタイプのアレ。んでもってその外装部分を取っ払ってんのか、ネジやソフトクリームみたいに螺旋になった蛍光部分が露出している。これを見ては皆さん、大笑いしてはるのだ。

…何でだ。