弱虫ペダル

弱虫ペダル GRANDE ROAD・7話。やっと先頭グループに追いついた今泉さんは早速一流先輩たちの試練を受けたり受けなかったりして大変である。それもこれもチームみんなのため、6人揃えば怖いものなどないのだということなのだが、じゃあ6人揃わなかったらどうなりますのん? ということも考えねばならない。最終日は後ろを振り返るな、ついていけないやつは置いてゆけ…とそういうシコミ台詞を立てといて、きちんと置いていかれる小野田さんは流石の主役さんですな。ある意味。

てことで呉広島の待宮さんがいよいよそのカラクリの展開にかかるというお話。上記の通り集団に呑まれ去ってった小野田さんはまあ、明らかにこっから大逆転という展開ではあるんですが(追っかける方が強い人だしね)、ここで荒北さんも同席しているという組み合わせは面白い。パッと見ィでなかなか接点の無いお二人だけに、ドラマの作り甲斐があるってなもんでしょうか。…しかし二人が呑まれてゆくシーン、鳴子さんの「小野田クンつかまれー!」とか荒北さんの「ここはおれに任せて先に行け」的行動とか、なんかもうディザスタームービーのノリでなんかもう面白すぎたりした。どんだけ恐ろしい集団自転車やねん。

ここまでずうっと沈黙したまんまの御堂筋さんのターンはもちょっと先かな。黙って自転車乗ってるだけ、それだけで結構な存在感があるってのは彼ならではやんな。あと待宮さんの追っかけシーン、何か急に作画が良くなったりしてた。基本自転車レースだしそんなにポーズのバリエーションがあるワケじゃないから、こういうのって目を引くよね。