レコンギスタ

Gのレコンギスタ・8話。サブタイ「父と母とマスクと」。父はアイーダ姫様のお父ん、母はベルリさんのお母んでありお互いの立場とキャラの対比の構図なんだけど、ここにマスクさんを放りこんでくるセンスが富野だよねえ。実際見た目にもキャラとしてもかなり奇抜でテンションの高いマスクさんではあるが、クンタラであるということが相当な枷となってるのは間違いないようだ。彼の拘泥がどんどんと黒化してっちまわないかなあと、そんな懸念はある。…つかめプライド/サクセスって、ひょっとしてマスクさんの心情だったりするのかしらん。

てことでドタバタとした戦闘とその後の「父と母」の話。起動エレベータ運行責任者という結構な立場を吹っ飛ばして敵陣にまで突っかけてくるお母ん、ってのはなかなかアグレッシブなキャラですな。富野アニメのお母さんとしては割と珍しいタイプかもしれん。お母んの大気圏突入グライダを全身で受け止めるGセルフ、という絵は何となく微笑ましいものがあった。しかし姫様、危なく同朋の母親殺しになるとこでしたな! つーか回を重ねるごとにどんどんポンコツっぷりに磨きがかかってませんかしら? ねえ姫様?

ラライヤさんはやっぱ、月から来た人なのだろうな。今の所間接的な情報しかないものの、いざその脅威が現実化したらやっぱスゲエ技術差とかありそうな感じではある。ノレドさんがラライヤさんを気にかけている一方、ラライヤさんの方は常にGセルフにばっか気をとられているのがちょっと不穏。正気に戻ったらかなり戦闘的な性格してんじゃないかしらねえ。