海のものとも山のものとも

●近所のスーパーに山クラゲの漬物パックがあって、飯に良く合うのであったら買っている。緑色でコリコリした食感の漬物である。何故か安定供給してなくてたまにしか入荷してくれないのでそこら辺はちと寂しい。んである日ちょっと検索したら「山クラゲとはステムレタスである」とか言うじゃないか。うそんアレレタスなの? と思いつつ画像を見るとワシが知ってるレタスとも違う、なんか不思議な野菜が出てきた。何となく勝手にワラビゼンマイみたいな山菜状のものを思い描いていたが…そうか、この奇妙な野菜が山クラゲだったのか…。

ふとこないだ実家に帰った折にもらってきた「山ゴボウの梅肉漬け」を思い出す。味はほぼゴボウだが、これもひょっとしてゴボウとは縁もゆかりも無い食材なのか? パッケージを見ると「ヤマゴボウモリアザミ)」とあった。モリアザミを検索すると確かにゴボウとは違うようだが、一応はキク科の植物だしそんなムチャクチャ離れたもんでもなさそうだ。ま、どっちみち根菜だし、旨けりゃいいけどさ。

…キクラゲを海産物だとかペンギンの肉だとかいうネタをあまり笑えないなあ、ワシもなあ。