ちはやふる

ちはやふる2・11話。あくまでサポートに徹しようとする机さんにイラつく肉まんさんであるが、結果として二律背反な行動に出てしまう彼の気持ちも判らんでもない。選手であることと裏方であること、どちらの方向にも強いベクトルをもって語られている話の進め方がなんかおもしれえなあ。中庸とかバランスとかじゃなく、実地調査も本気の現われなんだマジなんだあ! でも選手として積極的に出てくるのも素晴らしいんだあ! という、両方の極へとメいっぱい引っ張りっこしているようなテンションね。どないやねん! でも判るよ! というまあそんな。

そういう流れを形作るための要素とはいえ、机さんの調査・分析・演繹技量のすさまじさはちょっと探偵モノの世界に片足ツッコんでるよな。一見単なる見栄え調査でしかないスミレさんのレポートから、的確に対戦相手をプロファイリングしてゆくシーンとかねえ。なんつーか「由緒正しきメガネくん役」というか。

そんなこんなの見せ場のため、割とアッサリ負けてしまった京都のSHOW YOU高校さんはちとかわいそうですか。ま、次の明石第一のメグムさんは面白そうなので期待してまっせ。毒舌天然ドジっ娘地味メガネ…後なんだっけ。うん、こういう選手いたらワシもファンになるかも。ちょっと面白すぎる。