あんみつとワシ

●コンビニであんみつを売っている。自慢じゃないがワシ、生まれてこの方あんみつなんてものを喰ったことがないのであった。そらそういう食べ物があるってのは知ってたが、それはマンガやドラマの中で出てくるよく判んない甘味であった。…何故か藤子・F・不二夫のマンガに出てくるイメージがあるのは何故だろう。具体的に「この作品」ってのはちっとも出てこないんだけど。

なのでこの機会に購入してみた、のはいいがこれ、どうやって喰うのだろう。容器の底には賽の目の寒天、上の別皿には缶詰っぽい黄桃と白玉団子と豆とクリームと餡、その間に蜜の入った袋。下の寒天と上の具を容器に入れ合わせて蜜ぶっかけたらいいのかな。蜜を舐め舐めそのまま具を喰う、とかが正式だったらどうしよう。ああどうしよう。別にどうもしない。

それにしても、何でしょうねワシがここまでこの食品に馴染みがなかったのは。単にワシの生まれが田舎だからってのはあるだろうけど、なんとなくこれ関東圏メインの食品であるような気がする。どうなんだろうね。

…味ですか? 甘くておいしかったです。でも食べつけてなかったからか、何故この具のラインナップなのかイマイチピンと来なかったりした。特にその、フルーツはそれ単体で充分旨いので蜜ナシでもエエよなとか。慣れたら慣れるんだろうけども。