夢の話は誰も聞かない

●夢を見る。奇病をもつ男のドキュメンタリ番組。この男は骨の形成が異常に昂進しており、そのまま放っておくと全身の関節と骨格が固化してしまう。療法として月に一回ほど、大きな岩を落としつけて手や足の骨をバキバキに折らないといけない。骨形成の異常昂進作用が骨折した部分の治癒に当たっている間は全身固化の心配がない、というワケ。悲痛な声を上げながら骨折させられている40がらみの痩せた男の映像。一通り折られた次は、ヘンな形に固まらないように手足をグイグイ引っ張られてまた悲鳴を上げる。これをやってるのがこの男の妻だってのがまた辛くて、どうにも痛々しく見てらんないのである。ってとこで目が覚めた。

なんつーか、久々に目が覚めた時にひどくイヤに気分になる夢だったな。何か抑圧してるものでもあるのか、ワシ。