雑穀飯と弱い人間のワシ

●腕時計のベルトが切れかかっていたので近所のDIYショップに買いに行く。所望の品を手に入れつつ、こないだから気になっていた事案についての確認のため、ペットグッズ売り場にも足を伸ばしてみる。雑穀ご飯喰うなら鳥のエサでも良いのではないかという示唆。…ううむ。

いろいろと商品を見てみるに…ああ、この「皮つき」ってのは脱穀前っちうこっちゃろからダメだな。とするとこっちの「皮むき」という商品か。内容物はアワやヒエ、あと…ええとカナリアシード? いかにも鳥のエサっちう名前の穀物が入っている。このカナリアシードが問題で、皮むきと銘打っているにも関わらずこれだけは莢の中に入ったままで配合されている。これこのまんま炊いたらガッサガサの飯になるなあ。今回は買うのを見合わせようか。

…いや、もう、本当のところはそんなことじゃない。汚れや薬品が不安なら洗えばいいし、カナリアシードが気になるならこっちのむきあわという商品を選んでみてもいい。よーするに、こんな鳥のエサ喰って人間としてホンマに大丈夫なのかとか、更にはもし仮に気に入って常食するようになったとしてネタ抜きでそれでオッケーと言えるのかワシはとか、そんな思いがぐるぐるぐるぐる、結局最後の一歩を越えることができなかったというだけのことだ。小心者と嘲ってつかあさい、意気地なしと蔑んでつかあさい。お前にはガッカリだよ!

●スーパーでこれは本当に人間様食用の雑穀パックを見る。ちょっとお高いが買って喰うには何の問題もなさげに見えるのはパッケージに騙されているワシの心の弱さだろうか。とっほほほ。