宇宙兄弟

宇宙兄弟・18話。B班はケンジさんの健闘空しく、お互いの雰囲気はよくならぬままである。「ネットや本を見れば知識の半分は手に入る、しかし残りの半分は経験しないと手に入らない」と言うケンジさんにとって、自らが状況に対して行動することこそが重要なファクターである。だから彼の「自分はこの班のために何もできなかった!」という落胆は一方ならぬものがあるだろう。…うーん、エエ人やなあやっぱ。

そして娘の「かぺ!(がんばれ)」の言葉に気付き再起するケンジさんに対し、溝口さんはあくまで擾乱に徹してるワケで。ことここに来てJAXAの介入に気付かない彼でもなかろうし、こうなると溝口さんは単純に「そういう人」っちうこっちゃろねえ。案外と不器用というか…一部始終、JAXAに監視されていることにまで気が回らないのだろうか。

とまあ、雰囲気のよくないB班に比べると、A班の状況はかなりマシである。ムッタさんが(いささか過適応気味だが)JAXAの介入に対して防衛線のような役割を演じているからでもあるし、まァムッタさんのキャラもあるだろうし。にしても、試験やる上で全員にグリーンカード渡してしまってエエのかな。飽和攻撃みたいなもんか?

さて。人間関係が悪化してゆく閉鎖環境試験ではあるが、アイヒマンスタンフォード実験ほどにはドロドロのグログロな状況になってない(当たり前でありもしそうなったら単なる事故である)けれども、残りの二日でいったいどうなるか、ですかね。あと毎度ながらC班はどうした!? 大丈夫か!?