宇宙兄弟

宇宙兄弟・16話。時計破壊事件についてムッタさんは福田さんに真意を確かめてみるも、はぐらかされて「もし理由が判ったら握手でもしよう」と言われてしまう。B班のアラームについても(視聴者側からは)犯人が判明し、管制の試験官の言動も合わせてどうやら「擾乱役」の被験者が指定されているらしいことは伺えるのだが。さらにA班でもアラーム、B班でも時計破壊が発生し、彼らのギスギス度合いは増加する一方…って、食糧が足んねーのはかなり致命的じゃないっすかね!? それは流石に試験官のシコミとは無関係っすよね!? 一番の問題児ってセリカさんですよね!? まァこの時点まで他の人が気付かないってのも問題があるけれど…。

さて。このシーケンスは一体何を「見る」ためのものだろうか。勿論人間関係が悪い状況下でどこまで問題解決ができるかの能力、ではあろうけれど、それ以上に「ストーリィ上作者たちは何をオチとして持ってきたいのか」だよな。今までのパターンから言えばこの困難下で、ムッタさんの一見しょーもない行動によって解決してゆく、というパターンにはなるんだろうけど。…しかし確かに、何だかんだでいちいちちょっとズレた言動をしてしまうムッタさんの存在は、険悪な雰囲気の矛先が鈍りがちになるって意味でA班の要石ではある。藤子Fの「にくまれ屋」ともまた違う雰囲気調整役というか。険悪さが極限まで行ってしまうと吹っ飛んでしまうでしょうけどね。

とまあそんな中、ちっとも描写されないC班はどーなってんでしょうか。ワシらが見てない間に驚天動地のスペクタクル人間関係が発生してたりしないのか。ま実際は普通に「いやあ大変だったよ」で終わるんだろうけどね。

●今期はちょっとシゴトのスケジュールがめんどくさくなりそうなので、意識的に視聴本数を絞っていったのだけれど…えーと、都合週八本か。面白そうな作品もバサバサ切ってったのはちと勿体ない気もするが、これなら何とかペース保って視聴できそうだ。とか言いつつ、やっぱし曜日によってやたらと本数に偏りがあるんですけどねえ。これ、何とかなんないのかしらん。