たまゆら

たまゆら〜hitotose〜・8話。先週再会した憧れの写真家・シホミさんが現在ホボロ’sんとこに居候してると聞いて、会いにゆくフウさんである。最近シホミさんが得意の空の写真を撮ってないことに「写真辞めちゃうんじゃないだろうか」と不安に思うフウさん。そんな彼女をシホミさんとホボロさんは、ある知り合いのお店にご招待する…という。


変化してゆくことへの不安と希望、そして変わらないものに対する信頼についてのお話である。相手のことを自分の理想の形にハメようとしてはいけない。寂しく思い、戸惑い、それでもまだ相手のことを好もしく思うならば、その部分が多分「自分から見た好きな人の本質」である…そうであったらよいな、というね。前半で語られる写真の連鎖、シホミさん→フウさん→コマチちゃんの流れも、言ってしまえば変化の流れである。それぞれ憧れがありつつも同じ写真ではない。その差異に個性があり、共通点に本質がある。…といいね! いいよね! 現実世界では往々にして、コッチの好きな本質ってのが相手にとっては瑣末事だったり忌むべき点だったりするもんね! ね! すんません要らんこと言いました。


今回はまた、ここぞという時のアップを中心に柔らかなタッチのついた描線があって凝ってんなーと思った。横顔だったり手の動きだったりね。以前ARIA見てた時に似たようなこと思ったっけなと過去日記見たら、そん時は井上英紀の一人原画回だった。今回も井上さん原画で入ってますね。そのせいかどうかは判りませんけどね。まあ。


ゲストキャラ三人、大亀あすか佐々木望に岡田吉弘、調べてみたらみんな広島出身なのね。へえこれは意外だな、って岡田さんって誰? 確かどっかで聞いた声のようなと思ったら緒方愛香さんか。プラネテスの課長さんね。改名されてたのだな。