クロワーゼ

異国迷路のクロワーゼ・2話。異国フランスにて奉公修行二日目のユネさん。オスカー爺さんやクロード坊ちゃんの後についてまわり、お仕事と習慣を吸収しようとしているユネさんがかわいい。


苦手なチーズやコーヒーも「おいしいです!」と食べようとする彼女を、クロードさんは「案外と頑固だ」と表現する。勿論それはフランスに、というよりはクロードさんたちが是としている習慣に慣れて馴染み、彼らが「良いな」と思うようなお手伝いをしたいというユネさんの心の現れである。…でも衣装はそのまんま和装なのな、とかその辺はよろし。理由はいろいろあるだろうが、見た目的にこれでよろし。ね。


やることなくて所在無げなユネさんを「買い物で外出」という名目の散歩に連れてゆく、不器用ながら心優しきクロードさん。グラン・マガザン(デパート)やマルシェ(市場)など、今後も出てきそうな場所の紹介でもある。ここでも様々な食材を前に興味津々なユネさんがかわいい。あと、クロードさんのような小店舗にとってデパートは仮想敵っちうことなのね。そのオーナー・ブランシュ一家とはどのようなお人なのやら。多分それなりにエエお人なんじゃないかな、っちう気はしますが。


パンを買いに行く道すがらのアーケードの「暗さ」がなんか新鮮で良かったな。そうね、ガス灯の朝ってこういう雰囲気なんだろうね。あとシメのおまけの梅干話、見てるだけでつばが湧くことであります。コンビニで干し梅でも買ってくるか。夏バテにもエエやろしね。