まどかマギカ

魔法少女まどか☆マギカ・3話。まどかさんとさやかさんのお二人は魔法少女になろうとするが、その際の「願い」に関してはあと少し決めきれない状態である。大事なことだから慎重にね、とか何とかやってるうちに…あれ! マミさん退場しちゃうのか! これは眼前のお二人さんにとっては衝撃だろう。それまでかなりミステリアスであったマミさんが、初めて心象描写されたなあと思ってたらコレですわ。うーん、黒そうだのウラがありそうだの言ってすんませんでした。てことで、この世界の魔法少女はただのメルヘンではないっちうのを提示する話、でんな。


さやかさんの望みは病気の知己を救うことだが、マミさんはそこんとこはよう考えとけよ、との言葉を残す。彼を救いたいのか彼の恩人になりたいのか。つまりまあ、人に干渉することでどうしてもある種の関係性は発生してしまうのよ、よきにつけ悪しきにつけ、っちうこってすね。そういう意味ではまどかさんの「魔法少女になって人の役に立つ」って望みは害が無いが、そう簡単なもんでもないだろうしな。…それにどうやら、まどかさんのポテンシャルはかなり高い、らしい。これも何やら、後々のゴタゴタのタネになりそうですねえ。


ふうむ、やはり一筋縄では行かない作品の方向性が見えてきたな。こうなると現在の平和な世界/人間関係も、大概ショッカー演出のための装置のような気のせいがしてきまっせ。…しかし、マミさんにかなりショッキングな死をもたらした今回の魔女は…何かこれ、村上隆っぽくないか? クレジットには出てきてないみたいだけど。ファンシーな外見とマンガっぽい表情でエゲツないことやんのが怖いなあ。