表現者たちの饗宴

●新聞読んでたらレオ・レオニについて記事があった。スイミーの原作者、と言えばある年代の方々には判りやすいかもしれないっすかね。その中の挿話にイタリア大使の公邸でのエピソードがあって…ああ! 安野光雅の著作で読んだこの話って、レオ・レオニの誕生パーティでのことだったのか!
 

要するにまあ、このパーティにたまたま呼ばれてきたタモリが「何か芸やって」と請われて、居並ぶイタリア人のエライさんたち相手に例によってメチャクチャのイタリア語で架空映画の1シーンをやった、っちう話なんですわな。どうやら大ウケにウケたようで、密室芸人としての面目躍如ってとこであり、ああワシも見たいなあ見たかったなあ、という話。


しかし意外な所で意外な事実が繋がったことだ。こういう、予期しない所で予期しない瞬間に知識と記憶がリンクする、ってのはたまにあるけど、何かワクワクしますよねえ。…そーかー、タモリレオ・レオニと関わりがあったのか…。