レトルト中華ソースは便利だが多少の敗北感

●人をそしる心を捨てエビの殻むく。イヤ別に誰か誹ってるつもりはありませんけどね。近所の百均でエビのマヨネーズ炒めの素を買ったので、それ用に安売りのブラックタイガー(かっこよい名前)も買いましてね。んでわしわし喰おうと思ってそうしてんのでしてね。ええ。


放哉の俳句じゃないが、こういう単純作業していると何か色々と思考がさまよってゆくものではある。それにしてもこいつらエビども、何でこんなにむきやすい構造してるんだ、とかね。そら確かに面倒ではあるけれど、これが哺乳類とかだとかなりゴアでスプラッタな状況だぞ? そうそう簡単に生皮剥いだりできへんぞ? なのに君たちは頭落としてから外骨格にちょいと力入れるだけでパリパリと身と皮が剥がれてしまう。あとはむき出しの可食部が皿の上に転がるのみ。親切だなあ。外骨格と脱皮という進化戦略の副産物ですかねえ。


背腸を取ってカタクリはたいて、ジャジャッと炒めて白ネギの刻んだのを加え、調合済みソースで和えて出来上がり。はいおいしかったです。マヨネーズとエビはなんか合うねえ。色的にアスパラとかあっても良かったかもしれない。今度はそうしよう、ってしばらくは喰わないだろうけどさ。