●ささめきこと・7話。この兄にしてこの妹あり…という表現が適切なのかどーかイマイチ判らんが、ともあれアケミヤさんちの妹さん登場の巻。女装気弱お兄さんをグイグイ押しに押す、腐気味な陰謀しょォ学生さんである。彼女のワケ判らん深謀遠慮により、どうでもいいままデートにまでこぎつけるアケミヤ兄さんと村雨さん。まあこういうキッカケこそが重要なのよね…って何故女装でデートに来るかなあ！？
その後も服飾品屋さんでキャッキャウフフしたりコーヒーミルクでガンシャしたり、一体どうしたいのだチミはというサーヴィスぶりに割と引いてる村雨さん（と視聴者）。うーんなんか、お話の方向性をどっちに持ってきたいのかよう判らん…いや、判りたくないような気もするのでもっとやれ。「残念でした、実はボク男でーす」「…それはそれで！」ですよねー。
当初の割と抑制された、ある種透明感のある短編的テイストからここまでヨゴレアニメになるとは思わなかったけれど、これはこれで面白いし、そして確かに地続きでもあるような感覚がある。これもまた作家性、なのですかねえ。
