マスクド我

●マスク特需だのマスクショックだのという状況を横目に見つつ暮らしていたワタシではあるが、とうとうウチの職場でも「業務中マスク着用のこと」なるお達しが出た。げー! 今ンなって言われてもマスクなんて売り切れだァよ! つったら一枚支給されました。当面はこれでしのげ、とのこと。


ワタシは花粉症持ちであるにもかかわらず、あまりマスクの経験が無い人間である。んでもって装着して業務した感想なのだけれど…これしんどいなーオイ! 息が続かないよ! 高地トレーニングでもしてるような気分ですよ。世のマスクマンたちはようこんな状況でフツーに生活しとるもんだなあ。同僚の人言うに「慣れたらマスクしたままで寝られるよ」…うーむ、想像もつかん。


その上、これって暑い! 顔の一部を覆われていることによる保温効果もあろうけれど、それだけでは済まされんような火照り火照りがしますよ? ワタシと同じくマスクに慣れてない上司考察して言うに「我々も普段、犬と類似の方法にて体温調節してるのかも知れぬ。つまり口ではァはァやって放熱だ。部分的にかもしれんが」と。そこが塞がれてんので暑くなってくるんじゃあるまいか、というワケだ。…ありそうな話ではあるなあ。


●さて。ワタシは上でも書いた通り花粉症の身の上である。時期としては丁度今ごろであり、何の功徳か今んとこ割と軽症ではあるものの、でもやはり花粉症である。…そんなね、鼻水すすったりクシャンクシャンやったりしてる人間がね、マスクしててみ? 電車ン中の視線が熱い熱い。違うんですよワシはインフルってないですよ、と喧伝して歩くワケにも行かず、せえだいクシャミ我慢して通勤するのです。


…逆に考えると、マジでインフルに罹患しちゃってもしばらく判んないってこったよなワシ。ひょっとして、もう…?(三流ホラー映画風に)