ライドバック/みなみけ

RIDEBACK・5話。あんなけ派手な立ち回りしたのに、一般市民には情報統制で隠蔽可能、やっとこさ画像解析で女の子と判った程度、てな状況にちと違和感を覚える。世間の耳目を集めた大事件だろうし、あっちう間に素性割れしちゃうかと思ってましたよ。とりあえず自覚のなさ過ぎるリンさんはもっとしっかりしなさい。周囲の野郎どももね! 「英雄」らしい岡倉さんはもってのほかだ!


前編がそぼ降る雨の中という舞台設定、ラストのモノレールは赫い赫い空に向かって去ってゆく…という判りやすくも効果的な陰鬱さは、状況の「動かなさ」と効果的に呼応してたかな。現実で考えれば結構センセーショナルなんだけど、ことアニメやドラマなどの虚構内としてはとんでもなく地味かつ手堅い「スクープ特番」の雰囲気もよろしかった。


そういう地に足ついたような描写があるだけに、一面的なキャラがチラホラ居てんのはやはり目立つ。あのジャーナリスト姉さん、わざわざゲスい悪口叩いてるのはてっきり「相手の感情を引き出す」っちう手管かと思ってたよ。まさかホンマにコミュニケーションスキルの無い人だったとはなあ。


みなみけ おかえり6話。てことで先週に引き続いての水着サーヴィス話であり、そして夏の終わりである。海でのバカを思い、風呂でのバカを思い、宿題でのバカを思ってああ秋が来る…という。んー、折角の水着回の割にちょいと絵が不安定、っちうか少々パワーが足りなかったな。軽くてスルスルーっと引っかかりなく視聴できるのはこの作品の美点でもあるんだけどね。


水着状態ですら藤岡さんの庇護下にて一緒に座ってる三女さんがかわいいんだけど、えーと藤岡さんはそれでフツーなのか? 健全だなーィ。良いことです。あとシレーッとマコちゃんが登場してるのが可笑しかった。何の説明もナシかい! いやちょっとあったけど。