広告の後輩この一銭にあり

●電車の到着をホームから見る。早朝でありあんまし人が乗ってないので車内がよく見えるんだけど、改めて見ると…電車内広告って多いなあ、と思ったりした。車内吊りポスターだけじゃなく、内側壁面やガラス面に結構な数の広告シールが貼っつけてある。ははあなるほど、普段は自分の乗ってるとこ近辺しか目に入らないからさほどには思わなかったんだな。


新しいモデルの車両だと、車内出口の上にモニタが付いてたりするもんね。ああなるとやろうと思えば普通にCMも流せるよな。広告漬けの通勤。んー、悪くないな(←CM好き)。


●例えばF1やラリーなどの自動車競技ではベッタベタにスポンサ広告が貼り付けてあって、ワシらはもう慣れてるのでなんとも思わんけれど、アレもよく考えると面白いよね。そうねえ、何となくヒネクレ近未来SFに出てくるネタエピソードみたいだ。「…これに使用されるレースユニットには確たるペインティングシェーマが無い。いや実際にはあるのだが、その表面をびっしりと企業広告表示によって覆い隠されているのでよく判らないのだ。レースの上位に喰い込めばユニットの画像が報道に乗るチャンスが増え、それだけ企業広告の効果が見込める。そうして上げられる広告収入によって、レースチームはその運営を確実なものとする、というわけだ」…とかな。


いや実際、あんなステッカ満艦飾状況になったのはいつごろからなんだろう。今となっちゃアレはアレでかっちょ良いと思えるんだけどね。初期のころは違和感あったりしたんだろうな。