屍姫

屍姫 赫13話。藤原兄さんの黒瞥式…もとい告別式話であり、そして同時に総集編的なお話でもある。傍観者としては立ち行かなくなったオーリさんが、その修羅道へと第一歩を踏み出す、ってとこでしょうか。アバン終了後なっかなか人が出てこなかったり、オーリさんのファーストショットが「微妙に首を傾げた後姿」だったり、「今までとは違う世界へ行きやすよ」っちう雰囲気は冒頭から感じられたことだ。


総集編というか「今までのまとめ」な要素として、上司坊さんの説明とオーリさんの回想がある。上司による解説シーンは…うーんまあ、しょうがないとは思うしそれほどマイナス要素にもならなかったが、あまりにも字引的なシーケンスであってちょっとだけ退屈したり。そういう「見せ方」として芸になってるとも言えるが、別にそこまでせんでも話の流れでなんとなく判らせられたんと違うか? ってとこもある。


それでも、上記キャラを含めた各々の立ち位置や関係性が判るように構成してあるは抜かりがないな。説明のあとで「我々は屍姫を利用しているのではない、むしろ救っているのだ」と後ろ向きのまま言う上司さんの…ちょっとした「縛られ具合」とかね。


キッチャテンマスターに唆されて、次回以降はオーリさん修行編ですかね。「読者の受けが悪い」と某銀の人に言われたりもする修行編ですが、さて。


●今なんの気なしに検索したら…えええ! これ最終回だったの! それは…それはすんませんでした。ちっとも気づきませんでした。次回以降は「屍姫 玄」ってことらしい。でもフツーに続きでしょ? ちうか「つづく」って出たよね? えー…うーん、まいいや。うん。