とらドラ/キャシャーン

とらドラ! 4話。虎子さんが思い人メガネさんの写真を撮る話…ってあれ? ワシ一週飛ばしたりしたか? 違うよな。すると先週の「みんなで蔵に閉じ込められた」ってェのは仕込みじゃなくてただのオチだった、ってワケですか。こりゃワシの早合点でした。ちぇ。


てことで本編。確かに上記のような写真話ではあるが、何か一本ズドンとスジが存在してるという風情ではなくて、中途に男前(女だけど)生徒会長のエピソードとか弁当で困ってフゥな話とか、ちょいちょいとサイドクエストを挟んでくるような構成。原作が30分形式で区切られてるわけでもないし、まァ散漫なのはしょっがねーっかなー…と思って見てたけど、終わってみるとこれがちゃんと成立してんのな。少々錯綜気味な各要素がまとまって一つの印象を形作ってる。んー、ちょっと面白い。


ま、それでなくても、ワキ抱えられてうんうん頷いてたり口に喰い物入れてもぐもぐ喋ったり竜さんによだれフキフキされてたり、虎子さんの洗練されてないかわいったらしさを楽しめば良いのではあろうけれど。…にしても、あのメガネにいっぺん告白されてたとは割とビックリ。じゃ戻せヨリを戻せ。それをキッカケにせよ! とは行かぬ虎子さんってワケなのかなあ。


キャシャーン Sins・4話。を録りそこね。仕方がないのでアレをソレして補完する。てことでえーと、闘って他者を滅ぼしている時だけ充実を感じる無垢な殺戮天使さんの巻。キャシャーンと闘おうとするが断られ頼んでは無視されしてるうち、彼女はキャシャーンの心に気づく。「救うために殺す」という割とありふれたタームだが、キレイにレイアウトされた諸要素のおかげで上手くまとまってる感じ。てェか、キャシャーンさんが関わって不幸にならなかったお人ってこのお嬢さんが初めてじゃないか? どうか?


その殺戮天使・ソフィータさんのキャラがワシ好みでして、コケティッシュで一途で恐ろしくて悲しい。重要な何かが一つ足りてないような印象は、ヤバさであると同時に無垢さの表象でもある。…ちうかそないかっちょエエこと言わんでも、物干し竿なソードを腰に回してグッと構えたポーズのえろっちさ/かわいらしさがよくてねェーだ。うん。再登場希望。でも再登場時には死にそう。


あとあの玄田声のシヴロボットはバラシンか。「かつて仕えていた」てことは、これキャシャーン本編の後日談ってこと? とりあえずこちらも再登場しそうではある。何のかんの露悪的なこと言ってたけど、多分アレだね、バラちゃんソフィータさんが好きだったのよね。だからああして彼女の生きがいを作ってたのだよね。やあい不器用オヤジ。