おとーさんの思い出

●今週のジャガーさん立ち読みしてたら何故かSWのパロディやってて、毎度ながらのどうしようもないスジの上で結構精度の高いパロディだったので面白かったし、それより何よりあの脇キャラのネーミングセンスはどうだ。ルークス・貝岡とかC3ピヨとか、そういう良ネタの先にあるのが「ゴリラ人間」っておおい! …元ネタの正しい名前思い出すのにしっばらくかかっちゃったよ。参った。


てことでふと思い出したことがありましてね。いや、SWじゃなくてギャラクティカってあったなーってさ。それがらみの思い出。


●宇宙空母ギャラクティカ。よう見てたはずなんだけど何しろ昔のことである上にワタシの記憶力のことなのでもうよく覚えていない。ただワタシと弟以外に親父も入れ込んで見ていたのは覚えている。ちうのがですね、当時宇宙戦艦ヤマトの3もTV放映しててですね、ワタシら兄弟はこれも楽しんで見ていたのだが、親父はギャラクティカ贔屓だったのですね。


「お前らはあんなマンガばかり見ずに、もっとちゃんとした番組を見なければならぬ。みよこの画面、音楽を。何よりストーリィのリアルさが段違いであり、荒唐無稽なTVマンガとは一線を画するものである」と言いつつみんなで見ていたその回のギャラクティカは、主人公のスターバックさんが死んだけど祈り一発生き返る、というお話。見終わった親父がポツリと「マンガだな」と言い、寝室に去ってゆく姿は忘れられないものであったことだなあ…という。


こう書くと何かワタシの親父って特撮ファンみたいだな。実は別にそんなこともないのだけれど…と言いつつ、みんなで映画見に行って、親父はSWの3、ワシら兄弟はザブングルグラフィティと別行動した、というのを思い出した。しばらくは「やっぱワシらもSW見りゃよかったなあ」と兄弟で言い合ってたが、今となっちゃァザブグラを劇場で見たって方がエエ体験だよな、と思ってます。ええ。これが動撮だ!