ワールドデストラクション

ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜・12話。ラス前、だけど割と地味。確かにモルテさんが世界へのアプローチと認識をシフトさせるという重要回ではあるが、でも地味。しかし「記憶の迷宮」というギミックは過去の整理と総集の意味では便利ではありますな。本当にこれが過去の記憶であるならば、モルテさんが諭されている「家族たち」ってのは他ならぬモルテさんそのものであるワケだな。そ、心の奥底ではワカってる、ってことだ。


過去記憶シーケンスに於けるトッピーさんは割とニギヤカシなのでよしとして、モルテさんの認識シフトに劣らず重要そうなのがキリエさんの過去。他の二人が素直な過去記憶であるのに対し、キリエさんのそれは少々妙な所がある。どうやら彼の過去は部分的に封印か改竄かをされているらしい。それが明らかになるのがラストへの布石なのではあろうけれど…。ついでにワニ師が幻視した「種族的過去」みたいのは何なのでしょうね、という。


しかしラス前かあ。世界撲滅の六人、というタイトルからしてもうちょっと続くのかと思ってたけど…んーん、あと三人はあのバカコンビとワニ師辺りなのかしら。ま、来週見て感想しますけどさ。あとどうでもいいが、次回予告はひょっとしてまさかの時のスペイン宗教裁判ネタ、か?