リヴィジョンズ/コトブキ

●リヴィジョンズ・6話。敵の状況が一部明らかになったことで、めんどくささも増える。未知の敵ではなく「人」、あるいは人であったものと戦えるかどうか。んでもって攫われた人たちを救う目が出てきたってことで、勇んで無断行動する大介さんが出会うのは「ゲシュペンスト」、的確にココロの闇をえぐってくる謎の存在。ドイツ語の幽霊ですが、どうしたってリヴァイアスを思い出すよなあ。首尾よく収監されるもあんまし反省してない大介さんもアレだが、序盤から出てきてなかった保険医の先生がなんかヤバそう。こういうキツ目の闇キャラも谷口アニメの定番ですわな。

●荒野のコトブキ飛行隊・6話。キリエさんの過去とこの世界についてのいくつか。かつてユーハングなる場所から来たサブ爺という先導者…というか世捨て人の偏屈老人のことを思い出す回想パートを、仇敵に軽くあしらわれて不時着してどうしようもない状況の合間に差し込む技量がなかなかソツなくて、自然。しかし何だろうね、あの謎の敵はひょっといてサブ爺とか…ってのはちと安易か。あと敵戦闘機とのタイマンバトル、固定カメラでぐいぐいと背景が動くあの雰囲気はいい。現代的というか、CCDやGoProでのビックリ映像的というか。