ストライク/RD

ストライクウィッチーズ7話。ぱんつがないのでせいきが見えたりする話。んー…何だその、構造だけ見るならば実に真っ当なスラップスティックでして、各々のキャラが特定の状況下においてどう反応するかでしっかりと個別の笑いを取る前半といい、対象が絞れてそこに向かって皆が邁進する面白さの後半といい、よく構成されておるものだと思います。…そのモチーフがまあ、ぱんつはいてないので擦れたり見えたり借りたり気にしなかったりする、というだけなんですけどね。ええ。まあ。


柳下兄さんがこの作品をアウトサイダー・アートと比較して評していたけれど、確かにその、外部から見たら一点突破の狂気、内部世界では十全なる世界、という見方においてはソレっぽいような気がせんでもないがよう判りません。とにかくまあ、ワタシとしては(どのメタレベルなのかもはや判らんが)かなり大笑いしましたのでおーるおっけーとさせていただきます。


…そういや破壊屋さんではぽにょをダーガー作品に喩えていたなあ。この夏、アニメはアウトサイダーがとれんでぃなのか? 違うな。


あと、劇中ではあのアンダー装着物を「ズボン」と称していてかなり笑ったのだが、何かのはずみでファンサブ見てみたら「ズボン」ってのはアメリカ英語訳すると当然ながらpantsでございまして、日→英→日で見事に一回りして元の鞘に戻っちゃってたのが可笑しくて可笑しくてしょうがなかった。


RD 潜脳調査室14話。Aパートが総集編でBパートが作品主題の海描写編、双方ともこの作品らしくいろいろと凝った作りになっていてそこらへんでは「ほほう」てなもんではありました。でもまあ、Bパートでの実写海中映像はちょほいと微妙だったかなあ。演出意図はよう判るんだけど、今ひとつ「鮮烈な美しさ」というインパクトが感じられなかったです。難しいね、こういうの。


総集編部分はミナモさん視点というシバリのおかげで、とっても判りやすくまとめられていた。前回も言うたけど、ミナモさんの「世界を単純にとらえる」という気質はこういうときにポジティブ方向に向かうなあ。あとアレだ、なんかそのアレだ、回を追うにしたがってミナモさんがぷにぷにしなくなってきてるような気がする(金子作画回を除く)。再見するとやっぱし1話2話のもっちり加減とぱんつ加減はすげえなあ。