ソウルイーター

ソウルイーター20話。「斬撃より効果的だ」とクロナさんをボッコンボッコンにするマカソウル、弱いようで強く強いようで弱いクロナラグナロク、その顔合わせ。普段と比して長めのアバンは、その長さに値するちょっとした濃さがあってよろしかったな。


てことで本編、まるまるこのカードのバトルで1話全部である。どころか次回に続きます。どちらかというと形式や定番に寄っかかった作りが目立っていた今までの作劇法から微妙に離れ、二者(ま、四者)の絡みと関係性をじっくり描写する今回の話。初登場以来あとちょっとピンと来てなかった大塚芳忠さんの悪魔シーンが、ここにきて割としっくり馴染んで感じられましたですよ。ふむ、こういう雰囲気は悪くない。


話のキーは黒血の取扱注意。基本的にソウルさんの暴走問題かと思いきや、そこにマカさんが直接関与(ついでに社交ダンス)する展開はちょっと面白い。なるほど、ソウルさんが抑制側に回るってことか。黒血化を二人が承認するまでの段階の踏み方が丁寧。また大塚悪魔さんのほくそえみもよろしい。んー、意外に面白いなあ。


作画は如例、迫力も丁寧さも充分。…あと、今回は小見川(って名なんだ)マカさんの叫びにコシが入っててよござんした。くろなァ! とかね。