アイムソーリーヒゲソーリー

●自分がぶきっちょなのはよう自覚しているつもりではあるが、安全剃刀でアゴや頬を切るまではともかく、指を切ってしまうとはよほどのぶきっちょだ。石鹸の泡で滑り落ちた剃刀を拾うとき、そのまあ、刃の部分をぐいとつまんでしまいましてね。「あ」と思ったついでに横に滑らせてしまいましてね。ええ。


ま、モノが剃刀なので切れ味鋭いのが不幸中の幸い、これなら割と素直に再癒着してくれるであろう。切り傷を絞り適当に血を流して洗い流し、沃素の消毒薬つけて処置する。このままバンソコ巻いてもいいんだが、折角なので更なるサポートを図っておくか。てことで、真皮より下層に触れないように注意しつつ瞬間接着剤で傷をつないでおく。よォしヒリヒリしなかった! これでおっけー! …なんか自分の指使ってプラモ作業してるみたいだったなあ。あー、久しぶりにプラモりたいが余裕がないので毎度の如く思うのみでへっへっへー。


●…というのが数日前、今はすっかり治っている。剃刀傷は治りが早いね…二枚そろえて切りつけられるスケバン攻撃は知りませんけどね。とか言うてたら、職場の同僚に「俺こんなん買ってきてんけどね」と髭剃り見せられる。5枚刃ァ? ワシが知らんうちに夜の剃刀事情はそこまで恐竜化していたのか。


上司が「ああ知ってる、4枚刃重ねの髭剃りに別のトリマー刃が付いてるやつね」と言ったら、同僚返して「いや、トリマー刃は別に付いてます。ソレ入れるなら6枚刃」だそうな。…もうそこまでくると効き目云々は関係無さそうだな。首長族さんが何枚輪っか入れられるか競争みたいな。エエけど。