ストライク/RD

ストライクウィッチーズ3話。ルーキーさんが覚悟に目覚める話…つっても、今んとこはやっぱりトップ的部活モノに近いノリではある。通り一遍ながらオーソドックスな作りで、視聴側として引っかかる個所はほとんどないのはよろしいな。…話のスジとしては、ですがね。いちいち股間としりからフレームインしてくる執拗さはほとんどギャグに近いし、冒頭のぱんついっちょのキッチリした「休め」姿勢でエライさんに抗弁する絵がすさまじいし。いやあ、メタレベルで面白く見てますわ。


なんつーか…その、一種歪んだ一点要素、そここそをコアとして作品世界ぜんぶを構築するような? 宝塚とか歌舞伎とか、そういうような? …違うだろうな。まいいや。


今回の敵さんはV1とV2のあいのこみたいな高速ミサイルさん。これを遠距離からスナイプするという縛りとか、何となく初期エヴァの「楽しい怪獣が次々出てきますよ」的雰囲気が感じられるな。次回はちょいと陰鬱なフレーバーも感じられるようだが、基本的にこんな感じで楽しくあればよいのだけれど。どうかな。


蛇足。この作品が始まったからってワケじゃないが…いや、そういうワケだからか? 本棚からクロステルマンの「撃墜王」を引っ張り出してきて読みはじめました。毎度ながら内容をほぼ忘れちゃってるので楽しく読んでるのだが…そーかー、この自由フランスの英雄がツンデレ沢城さんか。そーかー…。とりあえず萌えとくか。


RD 潜脳調査室10話。人工知能でGo! である。誰からも理想的な反応を引き出せる電脳占い師さんの名前が「ELIZA」って時点で「あー、そういう話ね」てなもんだが、こういう微妙なとっからネタを取ってきて、かつ(知らなくても検索したら判る程度に)そのままちりばめる、というのが基本テイストになってるか。その上でちゃあんと面白いのは大したものだ。あとは2001年とかアリスとか。そういやアリスって人工無脳もなかったっけ? …あるな。ハルさんの言葉じゃないが、アリス繋がりってワケか。


…潜水装備は単なる潜水服のパロディなんだろう。まさか「D型装備」じゃないよな?


ロジックで図りきれないモノにアプローチするために、ロジックたる言語にて近付いていく…ってのは禅の世界にも通じますな。まァ、そういう既存材料を使った辺りは手堅く進めて、地球律とかそういう、この作品の根幹要素になったらいきなりスピリチュアル系? になるのも面白かった系? 


あと、エライザさんのアリス的格好といい、ミナモさんが救出の天使なところといい、やっぱハルさんはロリだよね、という話でもあった。それにしてもソウタさんは何を見せられたのやら。鶴ひろみか?