戦争の好きな人

●また吹替えネタ。少佐さんの声の違い。

ワタシは割と最近の海外アニメ吹替え技術については肩を持ちがちなんだけど、このケースに関しては、んー、飛田展男バージョンがやっぱ好みかなあ。海外ではあの英語版吹替えのような外面的ファナティックさが、このタイプのキャラにおける定番なのでしょうね。飛田さんのような少々内面的なマニアック(狂気)演技は、少佐のようなキャラについてはピンとこないのかもしれない。よう判りませんが。


とまあそれはともかく、ワタシはまずファンサブ(だと思うんだけど)のシーンを見てちょっと感心してたんすよ。初っ端の方でドクが指ィ噛みながら「うんとすんまへんどっほ」みたいなこと言うてて、少佐がそれに応えて「否!」ちうじゃないですか。字幕だとここで「enough!」になってんすよ。あー上手いなーと。文意も通るし響きも似てる。これは普通の(いや技術的に、ね)アニメだからほとんど意味ないけど、実写(とかリップシンクのアニメ)の場合だったら絵面としてエエ感じに合いそうだなーと。ひょっとしてこれは吹替え業界の定番テクだったりするのかなーと。いやまあ「否」とか喋るシーンってそないないよなーと。


…でも吹替え見たら全然違ったので意味なーし! please don't be ridiculous、ですかね。「バカを言うな」かな? ま、あとは英語や独語での例の演説を聞いてみたいものですけどな。

これね。