ドルアーガの塔/狂乱家族日記

ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜・8話。ゼビウスのエディットコマンド使ってむかしのドルアーガの塔に入ってゲーセンノート見ながら連コインする話。スライム三匹斃したらクリアです。…うわー開き直りやがったなーオイ。またもや客観的に見ると「何を冷笑的なメタネタやってんだか」と見下すような話ながら、もうアレだ、あざとく乗せられてるだけなのを承知で許す。世間的評価は知るか。あの初代アレンジBGMだけでもうオッケーだ。すまんなオッサンでな。


ま、世間的には郷田ほづみさんの兄さんの感想である「…飽きたな」で済まされそうな話なんでしょうねェ。他人のゲーム見てるのがすんげえ楽しいワシはエエんですが。


結局最後まで黒い…ちうか、ジルさんを利用しといてそのまんまなカーヤさんが酷くて良かった。ある意味信頼してるとも言えるわな。「それがジル様の願いとあれば!」…あはは、酷いなあ。あと、カイさんに「あんたはあと三回裏切られるヨ」と試練じみた予言をされたジルさんであるが、…ま、そういう属性の人ですよね。今回入れて四回でしょかね。


狂乱家族日記6話。どんな話かというと…ええと、天空の城にサル博士とサルが居てユウカさんをさらってったのでメイド衣装で陽動作戦しつつさらい返してきたら博士が死んだ。確かに狂乱…ちうかこれ、何か考えて話作ってるか? 考えてるんだろうなあ。ユウカさん辺りの行動/言動パターンはキッチリと作ってあるところ見ても、その他のあらゆる要素がほぼ投げっ放しであるのは明らかに意図的だ。


登場人物がエライ勢いで喋るので、それがギャグだろうがシリアスだろうがほぼ等価値になってしまってるのが何かすげえ。ヒョウカさんの世界認識と心の問題という重い問題を、わざわざドタバタアクションシーンの間に突っ込んでくるのもこの「平坦化」に拍車かけてますね。そーゆー作品なんだわなあ。


序盤の辺りとか、チマチマぴょいぴょいとよく動く作画が楽しかったっすか。あと次回は番外編ということだけど…今まで番外編の集積体みたいなこの話で、どういう「番外」なのだろう。さて?