マクロス7

マクロスダイナマイト7・最終話。銀河ネットワークでじゃないけど歌を歌ったクジラ。ちうかバサラさんが「ホレホレ、歌え歌え」つって相伴させたのでしょうけどね。これがバサラの歌の力か! ってとこで。衛星軌道上からクジラたちが落っこって来る所から白鯨の歌まで、かなりなスペクタクル映像になってたのでそこは最終回的なシメになってましたかな。


…でもなあ、コンサートでメイン二人が来てなくて「今日は二人の立看板を用意した!」で盛り上がる観客ってのはどんなもんだ? 延々タテカンが手をプラプラさせつつ録音歌を歌うシーンとか、笑いましたですよ。そういう意図なのだろうけど。


総評。まその、短編になるとやっぱムリが出る設定の話だなと。なんせロボバトルアニメで主人公が歌歌ってるだけなんだもんなあ。本編ではそのムチャを掘り込むための時間と材料があったので、見てるうちに「なるほど、これもアリなのかな」と(ワタシは)思えたんだけど、操縦に特別な補助もついてないバルキリーでギター弾き語りだもんな。


そういうムリは重々承知してるからこそ戦争じゃなくて寓話的な題材を選んだのだろうけれど。その「寓話」がワタシにはちとかったるかったので、どのみち身を入れて見ることは出来なかった憾みが残るです。…うん、まあ、でも、ファン向けの番外的な作品としては十二分なデキだったのではないだろうか。ワタシそこまでこの作品のファンでもないので、正当な評価が出来てないだけかも知れない。ああ、作画は全編にわたって整ってましたよ。あとようじょのちくびとか。