ぽてまよ/スカルマン/ヒロイック

ぽてまよ13〜14話。相変わらず甘っちょろさ加減が好ましく、またほとんど交わらない大きな流れの並列具合も距離感が微妙で良い。始終ユルい話かと思わせといて、「おかえり」/「ただいま」とか冷蔵庫ネタの仕込みとバラシとか、ちょっとしたホゾのポイントがあるので妙にシッカリとして見えまんな。


お祭なのではじめてのお小遣いをもらう、という話作りのかわいさはなんか独特やな。お祭の昂揚した空気感とよくマッチしていた。…んで、この場に及んでも独立独歩過ぎる三人娘ネタが好きやなあワシ。これはまた別の意味の空気感。


スカルマン8話。黒幕っぽい阪脩のおっさんに迫るホンマモン骸骨男の影、されど単に警告を発しただけで去ってしまう。目的のためには手段を選ばない骸骨男にしては妙に甘い行動であり、この二者の関係性にはまだ裏がありそうに思える。がまあ、割とどうでもいいや。そのうち描かれたりするでしょ多分。


周辺にてちょろちょろと嗅ぎまわる堀勝ジジイ、聞き込み対象への地味ィな追い込み方が老獪っぽくてなんか良かった。地味と言えば今回出てきた大塚芳忠の軍人さん、豪華なキャスティングの割に妙に地味かつペラいキャラであって、次回にでも死んでしまわないかちいと心配したりしなかったり。まあいいや。


ヒロイック・エイジ20話。今回の会戦において鉄の種族は事実上の敗北を見る。銀の人には要衝を護るとか版図の拡大とか、そういう認識が希薄なのでしょっがねーのであった。要するに地球人類側の一人相撲にして自滅と言えるのかもしれない。


敗北の直接原因たるユティさんのノドス。なんと超長距離まで届く過流状のブラックホール、という滅茶苦茶な武器を持っているのでありますな。流石はノドスであってワシらの常識を超えておる。ブラックホールの何解でやんしょうか。…その過流ブラックホールを拳一振りで薙ぎ払うエイジさんも大ッ概ですけどねー! 今回は彼らノドス戦に限らず、艦隊戦の敗北具合(そ、敗北ね)の動かし方が巨大感が出てておもろかった。


ヘタレて退却中、追い討ちみたいな形でポックリ逝ってしまったバカ兄弟さん。ほとんど見せ場も何もなく、今まで生き残ってバカ愛嬌振りまいてたのがひたすら情けなくも懐かしい、のか?